札幌副都心開発公社(札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7の2、高橋稔社長)は、新さっぽろにある複合商業施設サンピアザとデュオ1、2の大規模改装を一般競争で公告した。参加申請を22日午後5時まで受け付け、6月1日午前10時30分に同社大会議室で入札する。
サンピアザショッピングセンターに入るイオン北海道の「カテプリ新さっぽろ店」が5月に全面改装することに合わせ、全商業施設をリニューアルする。飲食や食品の売り場の配置を整え、テナントの業種、ターゲット層など統一性がなかった施設間の横導線を一体的に見直す。サンピアザの老朽化した部分を含めた施設の補強工事も行う。
工事は特定共同企業体による共同請負方式で発注する。投資額は20億円超を試算。工期は2018年2月28日まで。設計は石本建築、建築工房、丹青社が担当した。
入札参加資格は、全構成員が15―16年度の札幌市競争入札参加資格者名簿に建築で登録しており、客観点が900点以上。過去15年以内に共同企業体代表者は1棟延べ4000m²以上、代表者以外は2000m²以上の元請け実績があることを求める。
結成条件としては2、3社の構成員とし、札幌市内に本社がある企業を1社含んでいること。代表者の所在地は問わない。
入札参加申請書は同社の施設部施設課に持参で提出する。公告文や入札参加資格審査申請書の様式などは同社ホームページで閲覧・ダウンロードできる。