道が真駒内団地210戸廃止へ-築50年経過し19年度末までに

2016年06月28日 19時15分

 道建設部は、札幌市内の道営住宅真駒内団地1174戸のうち、築後50年以上が経過した210戸を2019年度末までに用途廃止する方針だ。28日の第2回定例道議会一般質問で、須田敏則建築企画監が佐野弘美氏(日本共産党)に答えた。

 真駒内団地は、A団地が15棟293戸、B団地が8棟179戸、C団地が3棟132戸、D団地が7棟114戸、E団地が3棟110戸、F団地が4棟150戸、G団地が1棟46戸、H団地が4棟150戸で構成している。

 道はこのうち、築後50年以上が経過して老朽化が著しいA団地の9棟120戸、B団地の4棟51戸、D団地の2棟34戸を19年度末までに用途廃止する方針。

 入居する182世帯には他の真駒内団地や札幌市内の道営住宅に今後4年間で住み替えてもらう考えで、2月から14回の住民説明会を開催している。一方で、用途廃止に反対する住民は、6日付で道に建て替えを要望している。

 一般質問への答弁で須田建築企画監は、入居者の希望を聞きながら、円滑に住み替えを進める考えを示した。


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