香港の不動産開発会社パシフィック・センチュリー・プレミアム・ディベロップメンツ(PCPD)と、米国のホテルグループのハイアットホテルアンドリゾーツは、倶知安町花園地区に計画しているホテルとコンドミニアムの施工をフジタに決め、ことし夏をめどに着工する。
建設地はPCPD傘下の日本ハーモニーリゾート(本社・倶知安)が運営する、ニセコHANAZONOリゾートの敷地内。ホテル2棟、コンドミニアム2棟、付随するレストラン棟、宴会や講演の場となるイベント棟の計6棟。全てS一部RC造とする。
ホテルは地下2地上5階、延べ2万3500m²、客室は100室で、室内プールやジムを設ける。コンドミニアムは地下1地上9階、延べ2万7400m²の規模。客室はホテルと同じく100室を予定している。
コンセプトデザインは竹中工務店、設計はフジタがそれぞれ担当した。19年秋ごろの完成を目指す。
PCPDの花園地区開発のマスタープランによると、同計画のほか、コンドミニアムやタウンハウス、日本旅館の建設を予定している。