北海道医療センター1.8万m²を増築 国立病院機構が来秋に

2017年09月21日 11時00分

 国立病院機構北海道医療センター(札幌市西区山の手5条7丁目1の1)は、同センター増築をS造、地下1地上5階、延べ1万7615m²の規模で計画している。病床数168床の病院をはじめ、特別支援学校、保育所の機能を有する全5棟で構成。2018年10月ごろの着工を予定している。

 同機構は、八雲病院の機能を札幌と函館に移す方針を15年に示しており、札幌では同センターが受け皿となることが決まっている。病院機能は筋ジストロフィーと重症心身障害向け入院病棟がメイン。北海道八雲養護学校と札幌市立山の手養護学校の後継校を併設する計画で、20年度の完成と学校機能移転を目指し、設計を進めていた。

 新病棟建設に伴う建ぺい率不足などの問題から、同センターの敷地のうち4110m²を借り受けている山の手養護学校は、学校機能移転後に解体する。

 解体や外構も含めた基本・実施設計と工事監理は石本建築が担当。監理の業務期間は12月中旬から21年8月中旬までの予定となっている。


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