架換含め対応検討 台風18号で被災の36号竹浦橋

2017年09月21日 19時00分
36号竹浦橋

橋脚沈下で上部にゆがみも

 室蘭開建は、台風18号で被災した、白老町内の国道36号竹浦橋について、さまざまな対応策を検討している。仮に架け換える場合は、海側に仮橋を設けての現況復旧が基本となる見通し。開建では「架け換えはあくまで選択肢の一つ。調査してみないと決められない」としている。

 札幌市と室蘭市を結ぶ大動脈である36号の竹浦橋は、白老町北吉原で敷生川をまたいでいる。歩道橋と車道橋に分かれているうち、被災したのは車道橋。橋長109m、全幅7・5m、6径間のコンクリート橋で、完成が1954年と古いこともあり、5基の橋脚は重力式だが、橋台2基の形式は不明となっている。適宜補修はしており、これまでの点検で問題はなかった。

 だが、18日に道内を襲った台風18号の影響で川が増水し流れが強まったことから室蘭側のP5橋脚が60cm沈下し、これに伴って主桁の一部にひび割れが生じて路面も沈み込んだ。危険性が高いため、同日午後2時30分から、橋を含む前後600mを通行止めとした。

 山側の町道を大きく迂回する必要があり利用者は不便を強いられているが、解除のめどは立っていない。現在の車道は2車線で、混雑も見られるため将来的に4車線化を視野に入れている区間だが、基本的には現況復旧とし、山側に歩道橋があることから、架け換える場合は海側に仮橋を設置することになる見通しだ。

 21日午前の時点で川の水位はまだ通常より高い状況であることから、担当者は「目視で調査したが、橋脚などの下部は確認できていないのが現状。被災状況の詳しい調査は、水位が下がってからになる。きちんと状況を把握した上で、今後の対策を考えたい」と話している。


関連キーワード: 災害 開発局

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

経審データ販売
  • 北海道水替事業協同組合
  • 川崎建設
  • イイファス

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

きのとや、札幌・清田に新店舗 完成は11月中旬
2019年06月08日 (5,164)
ゼネコン大手4社の20年3月期第2四半期決算
2019年11月18日 (1,915)
19年度上半期のゼネコン受注ランキング/首位は中山組
2019年11月11日 (1,625)
新小樽駅周辺のイメージ動画を公開 新幹線建設促進小樽期成会
2019年11月28日 (1,517)
札幌都心アクセス道路 全線トンネル案が再浮上
2019年10月29日 (1,451)

連載・特集

特集 中国市場に挑む~大連・瀋陽リポート~new

中国市場に挑む~大連・瀋陽リポート~
巨大な中国市場に挑戦する日系企業と 成長を続ける中国企業の現状を紹介。

連載 おとなの養生訓 new

おとなの養生訓
第172回は「グラッパ」。イタリアの 食後酒で、フルーティーでさわやかな 香りとすっきりした後味が特徴です。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。