第1回 設計提案にやりがい 北日本港湾コンサルタント 菊地 愛さん

2016年01月19日 10時44分

北日本港湾コンサルタント 菊地 愛さん

 1992年8月生まれ。ことし24歳になる菊地愛さん。所属する北日本港湾コンサルタント(本社・札幌)では防波堤の設計に携わり、釧路や稚内、苫小牧などの港湾や漁港を担当した。自分が提案した内容が発注者から「これでいい、と言われるときがうれしい」とやりがいを感じている。

 漁港や港湾によって異なる波の高さなどを解析し、その波に耐えられるような堤体の形状などを設計する。「この仕事をするようになってからは、海に行っても防波堤や波の高さなどばかり見てしまう」と笑う〝港ガール〟だ。

 ことしは2回目の年女。「昨年は小さなミスが多かったので、新しい年は書類などでミスのないようにしたい。〝おまえに任せれば大丈夫〟と言われたい」

 納期が迫ると夜遅くまで仕事をすることも多いが、「1から10まで、全部自分でできるようになりたい。何でも自分から進んで取り組み、発注者との打ち合わせなども一人で行けるようになりたい」という将来の夢があるので、頑張れるという。

 しかし、何はともあれ、設計の仕事はチームワークの仕事。「会社の雰囲気がいいので仕事がしやすい」と話す。

 趣味はスノーボード。ただ、ボードのシーズン中は仕事も立て込むため「ちょっと諦めないといけないかも」と苦笑する。

(2016年1月19日掲載)


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