帯広開建の2017年度上半期(4―9月)の業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。98社が177件、249億3654万円を受注。金額は前年度同期より65.3%増加した。第1四半期(4―6月)に引き続き、宮坂建設工業が15件、46億2209万円を請け負い首位を獲得した。
開札結果を税抜きで集計。設計変更を含めず共同体は構成比率に応じて配分した。16年度末のゼロ国債や翌債、年度末契約は全額、多年度国債は17年度支払額をそれぞれ計上した。対比する前年度集計には台風被害の緊急工事を含んでいる。
地域別では、管内業者は201億3510万円を受注し65.8%増加。シェアは80.8%で0.3ポイント上回った。管外の道内業者は52.6%増の35億8485万円。シェアは1.2ポイント減らした14.4%。道外業者は、災害関係の橋梁上部や舗装補修の受注などで12億1659万円となり約2倍となった。シェアは1ポイント増の4.9%だった。
上位10社を見ると、8位の中山組以外は管内業者が名を連ねた。特に上位5社は受注総額が10億円を越えている。首位の宮坂建設工業は、9月に十勝川の明野7線と明野9線上流の河道掘削を受注した。2位の萩原建設工業は7月に士幌西部地区第14号明渠排水路中音更西6線工区を請け負った。3位の西江建設も9月に十勝川の明野9線下流河道掘削を追加した。