栃木県内で24―27日に開かれた第55回技能五輪全国大会(中央職業能力開発協会主催)で、建具の山尾優希菜さん(21歳、高橋加工部・帯広)が金賞に輝いた。建具で本道選手が金賞を獲得するのは2012年の第50回大会以来5年ぶり。このほか本道選手は、銀賞に1人、銅賞に2人、敢闘賞に4人がそれぞれ入った。
42職種1337人の青年技能士が参加した同大会には、本道から6職種17人が出場。25、26日に競技し、27日の閉会式で結果が発表された。
本道選手は、金賞の山尾さんのほか、銀賞に家具の倉橋司さん(20歳、旭川高等技専)、銅賞に家具の三戸裕太さん(19歳、旭川高等技専)と洋裁の春木智慧さん(23歳、札幌白衣・札幌)がそれぞれ輝いた。
敢闘賞には家具から荻野圭一さん(20歳、旭川高等技専)、尾崎光さん(23歳、山田工作所・旭川)、佐藤佳樹さん(21歳、高橋加工部・帯広)の3人と、とびの冨谷俊輔さん(22歳、弘富工業・苫小牧)がそれぞれ選ばれた。
金賞の山尾さん、銅賞の春木さん、敢闘賞の佐藤さんは2回目の出場で、そのほかの選手は初出場での入賞となった。