北海道新幹線の札幌駅ホーム位置問題に関して、JR北海道は15日、創成川をまたぐ「東案その2」のイメージ図を公表した。駅ホームは北5条西1丁目から東1丁目にかけて、10両編成の新幹線がすっぽり入る構造で、出入り口は西1丁目側に設けている。利便性を高めるため、在来線との乗り換えは専用連絡こ線橋を通って行き来することができる。(関連記事2、16面)
新幹線駅は1階の専用改札から入り、2階のホームに向かう動線となっている。札幌市が保有する西1丁目にある駐車場敷地の再開発を念頭に入れ、新幹線駅3階には在来線専用改札も設置。専用連絡橋を通って在来線ホームとを往来できるようにしてある。
イメージ図によると、JRタワーの南側では老朽化している複合商業ビル「札幌エスタ」の建て替えイメージも明らかにした。屋上を緑地化し、周囲との調和を図る。こちらは、従来のバスターミナルと一体となるか、別にするかは今後、関係者との協議となる。
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