国保診療所の移転新築は12.9億円を試算 黒松内町

2018年03月27日 13時00分

 黒松内町は、2018年度から2カ年で整備する国保くろまつないブナの森診療所の移転新築について、補助認可後の秋ごろに主体、電気、機械の3件分割で入札する考えだ。総事業費は医療機器の更新や外構整備を含め、12億9000万円を試算している。

 黒松内町586の1にある現診療所(RC造、2階、延べ2051平方㍍)は1970年の建設。築後50年近くが経過して老朽化が進んでいるため、黒松内町306の1で建て 替える。

 新診療所の規模はRC造、2階、延べ1977平方㍍。内科、外科、小児科の3科、病床数19床は現行のままとする。

 1階に診療、病床スペースと事務所を置き、2階に医局、食堂のほか、災害時に患者らの避難場所としても使えるよう多目的室を配置。駐車スペースは70台程度を確保する。基本・実施設計は日本都市設計が担当し、3月末に完了する。

 当初予算で工事請負費の18年度支払い分として、主体に3億2238万円、電気設備に826万7000円、機械設備1613万9000円を計上した。


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