ニシン漁で栄えた「江差の五月」をVRで観光体験

2018年04月04日 19時00分

 凸版印刷と江差町は、日本遺産に登録された往時の街並みをVRコンテンツで推定復元し、同社の体験型VR観光アプリ・ストリートミュージアムで公開した。「江差の五月」として、観光客や町民が歩いて江差町の魅力を楽しめるVR観光体験を提供する。

 同社は最新のデジタル表現技術を使い、地域の観光資源を「デジタル文化財」として提供。これまで富岡製糸場や江戸城、彦根城などでサービスを展開し、地方創生を支援している。

 江差町は江戸時代後期、材木の積出港やニシン漁の盛地として繁栄を極めた。当時の様子は「江差の五月は江戸にもない―ニシンの繁栄が息づく町」として、昨年4月に北海道初の日本遺産に認定された。

 認定を受け、ニシンで繁栄した当時の情景をVRで推定復元。GPSと連動し、町内9カ所の史跡でVRコンテンツを表示できるスマートフォン向けアプリとした。

VRコンテンツで再現した「いにしえ街道」のアプリの画面

VRコンテンツで再現した「いにしえ街道」

 その場所に合わせたVRコンテンツを番頭と丁稚の掛け合いで解説。まるで江戸時代にタイムトリップしたかのように町歩きを楽しめる。かつて北前船が停泊していたであろうかもめ島を上空から眺めたり、江差町とも関係の深い土方歳三とのバーチャル記念撮影が可能だ。


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