パチンコ・パチスロ店などを経営するベガスベガス(山形市香澄町2丁目8の1、高橋秀之社長)は、釧路店新築をネクジット(本社・大阪)に決めた。工期は6月1日から11月末まで。2019年1―2月のオープンを予定している。
釧路市内への出店は初めて。S造で、店舗(平屋)と立体駐車場(3階)の2棟構成とし、延べ1万4379m²の規模。駐車場は敷地内で平置き100台、立駐600台の計700台を確保する。設計は道外2社によるコンペでオオキ建築事務所(本社・東京)に決めた。
建設地の釧路市幸町14丁目1の9はJR釧路駅の近くで、複合商業施設「アベニュー・クシロ」があった場所。マーケティング調査から、物販店の誘致はせず、利用者向けの自社飲食店のみを設置することにした。
業界はM&Aが加速している。同社の担当者は「吸収合併で4月に函館の2店舗を取得した。来年にかけて、機会があれば積極的に店舗を構えたい」と話している。