紋別 オホーツクタワー改修へ 18年度は老朽化調査

2018年06月12日 13時00分

 紋別市は2018年度に氷海展望塔オホーツクタワーの老朽化調査を実施する。今回の結果を踏まえ、年度内に具体的な改修に向けた方向性を定める。改修は19年度に設計、20年度に着工する見通し。

 ガリヤゾーンの敷地内にある同展望塔は、RC一部S造、地下1地上4階、延べ2344m²の規模で、海上に建設されている。地下部分は海中となっており、海中の様子を見学することができる人気の観光施設。一方、1996年の供用開始から20年以上が経過しており、主に機械・電気設備の老朽化が進んでいる。

調査を実施するオホーツクタワー

 調査は石本建築事務所が担当し、秋ごろまでの完了を予定。目視による調査を中心に、内・外装など建物本体や空調をはじめとした機械・電気設備の老朽化を調査する。

 市は、調査結果を踏まえて年度内に改修規模などを含めた方向性を定める。担当者は、課題となっている設備の改修に加えて「海上部分の外壁防水工事なども実施することになるのでは」と話している。


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