帯広開建は7日にも、236号帯広・広尾自動車道の歴舟川橋下部工事を公告する見通しだ。同道忠類大樹―豊似間の初弾工で、A1橋台1基や橋脚1基を施工する。工事規模は2億5000万―4億5000万円で一般土木A、B等級が対象。9月末までに入札するが、工期が16カ月のため2カ年工事となる。
帯広開建は、帯広・広尾道忠類大樹―豊似間15㌔区間に2016年度から着手。うち忠類大樹IC―仮称・大樹IC間6㌔区間は調査や設計を進め整備ルートを固めた。工事に向けて用地補償などを進めているが、歴舟川に架ける歴舟川橋の用地に関しては河川管理者である道との河川協議で済むため、18年度の着工にこぎ着けられた。
歴舟川橋は17年度に詳細設計が完了。橋長198m、幅員12mの4径間連続鋼非合成桁橋を想定。下部形式は全て直接基礎で、A1橋台が箱式、A2橋台が逆T式、橋脚3基は小判柱式とする方針。
公告する下部工事については、資材の見込み量が生コンクリート2500m³、鉄筋200㌧。受注者希望型の週休2日制施工を採用する。地域要件は単体業者か共同体の1社以上が道内に本店とし、単体B等級は技術評価点が一般土木で850点以上か、維持が800点以上に設定する予定だ。