民間提案2月18日から 苫小牧市民ホールの整備

2019年01月08日 12時00分

 苫小牧市は、仮称・苫小牧市民ホール整備に向け、設計、建設、運営と維持管理を一体的に担う民間提案の募集要項を公表した。施設内や敷地内で相乗効果が期待できる収益施設(事業)に関し広く提案を求める。提案書類は2月18日から同20日午後5時まで受け付け、同21日から審査を開始。提案者公表は4月を予定している。

 市民ホールは市民会館、文化会館、交通安全センター、労働福祉センターを集約した複合施設として建設する。事業のメインテーマは「親近感と愛着を持てる憩いのプラザ(公共の広場)~苫小牧市民のサードプレイス~」。国土交通省の社会資本整備総合交付金等の活用を想定する。

 業務範囲は、設計、建設、運営と維持管理。建設予定地は旭町3丁目3の4(現苫小牧東小敷地2万8196m²)と同3丁目2の2(現市民会館敷地1万2789m²)で、着工可能時期は2021年10月以降、24年度供用開始を目指す。

 設計や建設、施設解体などを含む事業費には80億円を想定。整備費は基本的に市が負担するが、民間負担の整備を否定するものではない。

 管理運営期間は供用開始から20年程度で、指定管理費は年額1億円。施設は基本的に市の所有とする。

 提案者は全ての法人で、市の指名停止措置を受けていない者、市税など滞納のない者など。共同体で応募する場合は構成団体全てが要件に該当することが必要。

 募集要項は市民生活部市民ホール建設準備室で配布するほか、市のホームページからダウンロードできる。質問は21日まで受け付ける。

 提案書類などは、持参か郵送、電子メールで、2月20日午後5時まで(必着)に提出すること。

 問い合わせと提出は市民生活部市民ホール建設準備室、電話0144(32)6071、メールアドレス(hall-junbi@city.tomakomai.hokkaido.jp)まで。


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