ニトリHDが大通東2丁目に美術館、ホテルなどの複合施設

2019年03月20日 18時53分

 札幌市は、大通東2丁目の市有地を使った施設の整備・運営事業者に、ニトリホールディングス(HD、本社・札幌)を選定した。同社が土地を賃借し、美術館、ホテルを核に、観光バス乗降場を備えた面積2万7480m²の複合施設を新築する。建築費は最大で140億円を試算。年内をめどに基本計画をまとめ、市と基本協定の締結後、2021年の着工、23年開業を目指す。

 市は昨年10月に、中央区の市有地3800m²を賃借して土地利用を図る民間事業者を公募。2者から提案を受け、最優秀提案者にニトリHDを選定した。

ニトリHDによる構想イメージ

 同社によると施設規模は地下2地上10階、延べ2万7480m²。1階に観光バス乗降場と観光案内、1―2階は旅をテーマにした情報館、3―4階に美術館、5―10階をホテルとする複合施設を想定。

 美術館は地域の人が何度も訪れ「著名な美術品の巡回展ができる、今の都心にない都市型美術館をイメージ」(社長室)。ホテルは「美術品に親しめる中・上流層をターゲットとしたシティーホテル」を構想した。美術館、ホテルの運営には最大50億円を見込む。

 借地期間は50年で賃借料は年3670万円を設定した。施設新築の設計者は5月ごろまでに選定し、施工者は基本計画策定後に決める予定だ。

 整備、運営で地元企業や地域との対話、連携を図るため新組織を設置する方針。協力企業には藤井ビル、アインHD、北海道中央バス、片桐企業グループなど地元企業が名を連ねた。地下鉄東西線コンコースとの連結や一体再開発が予定されている大通東1街区と連動した緑地形成、南8西2観光バス待機場の一体運営も掲げる。

 選定委員会では、道内を代表する小売大手が地元企業と連携して運営することに評価が集まり、100点満点評価で82・9点と次点に6.8ポイントの差をつけた。


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