ユニホー東京支店(東京都千代田区五番町10、各務善胤支店長)は、宿泊特化型の仮称・南2条西7丁目ホテル新築を計画している。客室数112室を想定。6月上旬の着工に向け、施工業者を選定中だ。2020年6月中旬の完成を目指している。
規模はS造、9階、延べ2806m²。収容人数や仕様などは調整中だ。設計はフィルドが担当している。
ビジネス利用や訪日観光客の需要を見込む。建物の完成後に土地と建物を売却する方針で、オーナーや運営会社は未定。
建設地は札幌市中央区南2条西7丁目5の1で、南2条通から狸小路7丁目の商店街までの敷地449m²。南2条通を挟んだ北向かいにあるアパホテル札幌をはじめ、周辺にはホテルが多い。
アパレルメーカーのオゾンコミュニティ(本社・東京)が運営するヒステリックグラマー札幌店があった所。18年3月4日の閉店後、土地と建物(RC造、2階、延べ384m²)の所有権は、6月29日にユニホー(同・名古屋)へ移った。近く建物の解体撤去に着手する見通しだ。
ユニホーは主力の分譲マンションや戸建て住宅の販売に加え、ここ数年、東京・銀座や京都などでホテル開発事業を展開している。