1回で5ha計測 ズコーシャがUAVレーザーシステム導入

2019年04月18日 12時00分

 ズコーシャ(本社・帯広)は、ドローンに高性能レーザースキャナーを搭載したUAVレーザーシステム「エアライダー」を導入した。1回のフライトで約5haを計測。現地測量では立ち入りが難しい場所でも高精度な計測が可能だ。測量業務の省力化が図られるほか、災害時の計測に活用できる。

ドローンの機体中央下にレーザースキャナーを搭載した

 ドローンにRIEGL社製のレーザースキャナーを搭載したシステム。導入したのは道内3社目で、道東では初めて。

 縦横2・25m四方で収まるサイズで、機体重量は約23㌔。レーザースキャナーがスキャンできる範囲は330度で、1秒間に50万点を測定する。スキャナーの両側にはカメラが付いているため、写真による色の情報を組み合わせることができる。

 山間部などでドローンを使って写真測量をする場合、植生する樹木に遮られてその下の地盤を計測するのは難しい。このシステムでは、高密度で照射したレーダーが樹木の隙間を抜けて地盤のデータを捉える。3次元データを直接取得するため、写真測量より解析時間を短縮することができる。

 藤山真一空間情報課長は「一般的な現地測量で計測に10日程度かかるような場所でも1、2日で終わらせることができる」と話す。10分間という飛行時間の関係上、計測場所近くでの離発着が条件だが、人が立ち入れない場所でも使用可能だ。

 最高測定飛行高度は350m。航空機によるレーザー測量では高度が低くて計測できない250分の1スケールなど小縮尺の位置情報が取得できるため、航空測量の補完としても活用できる。

 16日に帯広市内で開いた説明会の参加者からは「災害現場など人が行けそうにない所で使えるのは有効」との声があった。

 


関連キーワード: ICT ドローン 測量

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

地番や用途地域がわかるe-kensinマップにはヒグマ出没情報や不審者出没情報も地図上で確認することができます。
  • web企画
  • 東宏
  • 日本仮設

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

▶e-kensinマップにクマ目撃情報の特設ページを公開
2019年08月27日 (8,260)
▶「e-kensinマップ」がオープンしました。
2019年07月17日 (3,525)
札幌・北5西1、西2街区再開発 新幹線駅と一体的ビルに
2019年09月02日 (3,308)
札幌のラフィラ建て替え、12月にも準備組合
2019年08月27日 (2,976)
新幹線高架化に伴い倶知安駅の線路とホームを西側に移設へ
2019年08月26日 (2,291)

連載・特集

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第167回は「高血圧」。合併症で命を落とす危険もある、深刻な病気です。放置せず治療が必要です。

連載 深掘り

深掘り
地域発展には欠かせない、新技術と それを発展させたビジネスの創出。 〝勝ち〟にこだわる経営者らの発想や アイデアを紹介します。