春の訪れ告げる カナモトホール前庭の花時計が運転再開

2019年04月20日 09時00分

慣れた手つきで作業をこなす作業員

 カナモトホール(札幌市民ホール)前庭の花時計が12日、約5カ月ぶりに運転を再開し、春の訪れを告げた。

 1958年7月の旧市民会館完成と同時に設置されて61年。ことしは、雪解けも早く、昨年より6日早い始動となった。

 設置以来、針の取り付けなど維持管理や補修作業は、シチズンTIC札幌営業所で、長年受け継がれている。

 作業に当たった中野智志さんは「市民も楽しみにしているので、しっかり維持したい」と話した。

 花時計はパンジー、ビオラ合わせて2800株の花で飾られた。7月には、花が植え替えられ、夏らしい装いに姿を変える。

 カナモトホール館長の高川政明さんは「令和元年にちなんだデザインにできれば」と市民に親しまれる憩いの場づくりに意欲を見せていた。

 冬までの約7カ月間、市民や観光客の目を楽しませる。

(北海道建設新聞4月13日付12面より)


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