忠別ダムの上流に位置する自噴型噴水が、4月25日にリニューアルオープンした。東川町に来た人が気軽に立ち寄れるよう、町が噴水周辺の広場にウッドデッキと階段を整備。早朝の晴天時には、噴き上がる水に太陽の光が当たって虹がかかる「七色の噴水」になるという。
忠別ダムは2007年に完成。傾斜と水圧を利用する自噴型噴水の周囲は整備されておらず、人が入りにくい環境だったため広場を設け、ウッドデッキと階段を設置した。工期は18年9月14日―12月20日で、展望デッキの上部を小岩組、下部を藤田建設工業が担当。事業費には3984万2000円を投じた。
気候にもよるが、11月中旬まで開放する予定で、虹が見える噴水として新たな観光地となりそうだ。(旭川)