大和ハウスの物流センター「DPL札幌南」が着工

2019年05月30日 18時00分

 大和ハウス工業(本社・東京)は28日、北広島市の輪厚工業団地で計画する物流センター「DPL札幌南」に着工したと発表した。道内で2カ所目となるマルチテナント型物流施設で、専有部2万7214m²に4区画のテナントを備える。施工は主体、設備一括で西松建設が担当。完成は2020年5月を予定する。

輪厚工業団地で計画する物流センター「DPL札幌南」の完成パース

 S造、平屋、延べ2万8255m²の規模で、従業員用の駐車場157台分を完備。寒冷地仕様として雪置きスペースを設け、雪庇(せっぴ)対策も講じた。梁下有効高さは6・5mとし、より多くの荷物を積むことができる。

 建設地は北広島市輪厚工業団地2丁目2の1の敷地4万9641m²。道央自動車道の輪厚スマートICと、北広島ICまでいずれも車で5分圏内に立地する。

 同社は、全国で大型マルチテナント型物流施設の建設を推進。道内では18年2月に札幌市東区東雁来町230の6に延べ約6万6000m²で「DPL札幌東雁来」を設けている。

(2019年5月29日付2面の北海道建設新聞より)


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