道建設部建築局は、札幌医科大附属病院の既存棟改修2期を主体、電気、管に分割して8月中旬に公告する。いずれも簡易型総合評価方式で発注し、主体は施工計画審査型Ⅰ型を採用する見込みだ。10月中旬に開札し、工期は12カ月を設定。全工種を合わせた工事費は9億4000万円を試算する。
札医大再整備の一環。老朽化が進む病棟や診療棟で、病床の増床や設備の長寿命化などを施す。規模は南・北病棟と中央診療棟がSRC造、地下2地上11階、延べ5万762m²、外来診療棟がSRC造、地下2地上4階、延べ1万4328m²。4期に分けて発注し、総工事費は55億円を見積もっている。
2期は北病棟の6―8階と手術室2室などを改修予定。年内の着工を目指している。
概算工事費は主体が4億7000万円、電気が1億2000万円、管が3億5000万円を見込む。対象等級は主体、電気、管がそれぞれ建築、電気、管のA等級。
(北海道建設新聞2019年7月1日付4面より)