全国でビジネスホテルのドーミーインなどを展開する共立メンテナンス(東京都千代田区外神田2丁目18の8、上田卓味社長)は、札幌市内の定山渓温泉でリゾートホテルの仮称ゆらく草庵新築を計画している。施工業者は未定で、10月上旬の着工を目指している。
規模は地下1地上7階、延べ9800m²。設計はアーブ建築研究所が担当している。
建設地は札幌市南区定山渓温泉東3丁目228の1で、敷地面積は6555m²。2018年7月に王子製紙グループから土地を取得した。完成は21年夏ごろになる見通し。
同社はリーズナブルで質の高い空間の創造を目指したリゾートホテル「ラビスタ」を全国で展開。道内には大雪山(東川町)、函館ベイ(函館市)、阿寒川(釧路市)などがあり、いずれも人気を集めている。
今秋完成予定の富良野ヒルズ(富良野市)は、施主としてエナラインビルディング(本社・東京)が建物を所有。共立メンテナンスがテナントとして入り、ホテルの運営を予定している。