シンセメック 石狩市内の本社隣接地で工場新築

2019年07月23日 18時00分

 オーダーメードの加工機械や生産ライン設備の製造を手掛けるシンセメック(石狩市新港西2丁目788の7、布川丈嗣社長)は工場新築を計画し、来春にも着工する予定だ。これから施工業者を選定。2020年10月の稼働を目指す。

 新工場には大型加工機を導入。大型部材の加工と組み立てを一貫してできるようにすることで、全国からの受注拡大を図る。

 現在設計を進めているが、規模について同社は「明らかにできる段階ではない」としている。

 建設地は石狩湾新港工業団地内にある本社[MAP↗]隣接地。6月に北海道物流開発(札幌)から約6500㎡を取得した。敷地のうち約1500㎡は工場用地に活用。残る約5000㎡は、将来的な事業拡大に向けて確保している。

 同社は1950年に切削加工を主とした機械工場を設立。81年に法人化した。オーダーメードの加工機、組み立て機、計測検査機などの自動省力化装置や、食品業界向けの専用機・専用ラインなどを製作。自動車業界向けの機械は、国内だけでなく、北米や南米、ヨーロッパ、アジアへと出荷されている。


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