第4次安倍第2次改造内閣で五輪相として初入閣した、旧早来町(現・安平町)生まれの橋本聖子氏が14日、自民党札幌市支部連合会(高木宏寿会長)の政経セミナーに出席し、札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致に「命を懸けてやり遂げねば」と強い意志を見せた。
五輪相就任に当たっては「アスリート時代からオリンピック・パラリンピックと共に生き、集大成の1年。素晴らしいレガシーをつくり上げたい」と強調。開催を経済、文化の底上げにつなげることで「素晴らしい日本をつくり上げていくことが私の努め」と語った。
セミナーには来賓ら合わせ550人が参加。講師を務めた加藤勝信厚生労働相は、人口減少に伴う社会的課題を示し「今から取り組めば5年、10年先を変えるのは難しくても、その先は変えていくことができる」と全世代型社会保障制度の構築に意欲を示した。