19年度上半期のゼネコン受注ランキング/首位は中山組

2019年11月11日 15時00分

 北海道建設新聞社は、2019年度上半期(4―9月)のゼネコン道内受注高ランキングをまとめた。首位は、第2四半期(7―9月)に約57億円上乗せして249億3100万円を計上した中山組。3年連続で200億円台に乗せた。2位は、第2四半期に民間建築で約170億円伸ばした戸田建設。調査の集計方法を暦年から年度に変更した07年度以降で過去最高の受注額となった。3位は160億円台となった岩田地崎建設。前年度同期に22位だった竹中工務店が5位、13位だった大成建設が7位、16位だった砂子組が9位にそれぞれ躍進した。上位50社の受注総額は3281億3600万円。過去最高の規模だった前年度同期からは13.8%、約523億円減少したが、3年連続で3000億円台をキープした。官庁は土木、建築ともに前年度を上回ったものの、民間では土木が1割強、建築が2割落ち込んだ。全267社の平均受注額は6.7%減の21億1400万円となり、3年連続で20億円台を記録した。

 上位10社は、道内企業6社と本州大手4社という内訳。前年度同期に比べると11位以下から3社がランクインした。戸田建設、竹中工務店、砂子組が過去最高の受注額を更新している。

 1位の中山組は前年度同期と比べると、順位は3位から上昇したが金額は1.6%下回った。官庁土木で北海地区北海幹線用水路満月橋上流工区や石狩川改修幾春別川青木築堤法尻保護ほか、民間建築で倶知安町のLEE RESIDENCE新築を計上。官庁土木部門で首位となった。

 2位の戸田建設は178億1000万円となり、第1四半期(4―6月)の148位から一気に駆け上がった。函館市内のホテルや札幌市内の生産施設、病院を受注して民間建築で170億円近く伸ばし、部門トップを記録した。

 岩田地崎建設は161億2900万円で3位に。土木は青山ダム取水施設改修や平取ダム堤体建設第3期(共同体サブ)、建築は砂川市庁舎建築主体(共同体メイン)、北4東6周辺地区第一種市街地再開発第2工区施設建築物等新築(共同体サブ)を上積みした。

 宮坂建設工業は151億500万円で4位につけた。官庁土木は瑞穂ダム貯水池や水明橋工区などの早来地区の復旧工事、官庁建築では帯広防衛支局発注の鹿追宿舎や中札内村の新庁舎を落札したのが主なところ。

 5位は過去最高となった146億9500万円の竹中工務店。100億円を超えたのは13年度以来で、3度目になる。民間建築で北海道種鶏農場の6次化複合施設や三菱製鋼の室蘭特殊鋼事務所を請け負った。

 6位には岩倉建設が124億100万円の受注額でランクイン。官庁土木のウトロ漁港島防波堤ケーソン製作、民間建築の札親会菊水ワークセンター増築を射止めた。

 第1四半期の13位から7位に順位を伸ばした大成建設は121億3900万円の受注。仮称・函館市湯の川ホテルの受注が大きかった。

 118億500万円を受注した伊藤組土建が8位。札幌市の芸術の森地区新設小学校新築や栄中改築を落札し、官庁建築部門でトップに躍り出た。

 9位の砂子組は96億300万円で初めて90億円を突破した。札幌建管発注の増毛稲田線妹背牛橋架け換え下部を共同体メインで請け負った。

 鹿島の受注額は89億6000万円。このうち民間建築が76億4400万円で第1四半期から約67億円の伸びを見せた。

 北海道建設新聞2019年11月9日付1面から抜粋。同日付1、6、7面では2019年度上半期ゼネコン受注高ランキングの企業別受注額を一覧表で掲載しています。

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