札幌・狸小路のビル跡地でホテル新築など検討 京阪電鉄不動産

2019年11月22日 20時30分

 京阪電鉄不動産(大阪市中央区大手前1丁目7の31、道本能久社長)は、札幌狸小路2丁目にあるリバティタワービルの建物と土地899m²を取得し、ビル新築を計画している。ホテルを含めて用途を検討中。既存ビル解体着工の2020年6月ごろまでに方針を固める見通しだ。

 札幌市中央区南3条西2丁目10の1にある建物は1990年建設。立体駐車場・店舗(S・RC造、地下2地上4階、延べ2519m²)と店舗(RC造、地下1地上5階、延べ534m²)の2棟構成で、西2丁目通と狸小路に面する角地。テナント一部で退去が始まっている。

 京阪電鉄不動産は土地をマイアミ(東京)、現建物をライフェール(同)から18年12月に取得。用途地域は建ぺい率80%、容積率800%の商業地域だ。

 同社は札幌中心部でホテル建設を加速。南1条西1丁目で18年4月に開業した東急ステイ札幌のほか、宮本ビル跡地の南2条西1丁目やススキノ地区の南6条西4丁目でホテルを施工中だ。このほか分譲マンションやオフィスビル新築も積極的に展開している。

(北海道建設新聞2019年11月22日付2面より)

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