全国で不動産開発などを展開するコロンビアワークス(東京都渋谷区渋谷3丁目28の15、中内準社長)は、札幌市中央区でホテル新築を計画している。施工業者は未定。現ビル解体完了後の2020年春ごろの着工、22年の完成・開業を目指す。
規模は調整中で、東京に本社を置く設計事務所と不動産業のワイエスジー(本社・札幌)関連会社であるIAC(同)が協力して設計を進めている。土地建物は運営会社に貸す予定だ。
建設地は札幌市中央区南1条西7丁目4の1で、敷地761m²。電車通の南1条通に面し、南側の仲通りまで奥行きがある。
ワイエスジーから取得し、20年4月上旬に引き渡しとなる見通し。同社が所有する敷地内の塩業ビル(RC・S造、地下1地上5階、延べ1472m²)解体は12月上旬に開始し、20年春までに完了させる。
市電西8丁目停留場に近く、地下鉄東西線大通駅から徒歩5分程度で、交通アクセスが良い。東側隣接地に札幌クラッセホテル、南側仲通りを挟んだ向かいにアパホテル札幌があるほか、周辺はホテルの建設ラッシュが続いている。
コロンビアワークスは道内で、札幌・ススキノ地区にビジネスホテル2棟を新築。1月にホテルリブマックス札幌すすきの(南7条西6丁目)が開業したほか、20年1月にはホテルウィングインターナショナル札幌すすきの(南6条西6丁目)の開業を予定する。
(北海道建設新聞2019年11月26日付2面より)