札幌商工会議所建設部会が参加する、さっぽろ雪まつり大雪像制作委員会の第1雪像制作部会は、第71回さっぽろ雪まつりで「世界を目指して駆けるサラブレッド」と題した雪像制作に取り組む。
さっぽろ雪まつり実行委員会が13日、京王プラザホテル札幌で会合を開き、事業計画案を承認した。柴田龍会長は「雪まつりには、国内外の観光客や地域住民が多く訪れる。雪像制作へ引き続き尽力を」と呼び掛けた。
今回の特徴として、2020年4月開設の民族共生象徴空間(愛称・ウポポイ)やウインタースポーツをテーマにした雪像の設置などを挙げた。
建設部会は高さ12m、奥行き13m、横幅16mの大雪像に、歴史と伝統ある世界屈指のレース「凱旋門賞」の開催地であるフランス・パリを、サラブレッドが力強く駆ける様子を表現。背景には凱旋門を描く。
本道はサラブレッドの一大産地で、全体の98%を占める。大自然の中でたくましく育った競走馬が、世界の大舞台で夢に向かって疾走する姿から、挑戦する勇気と希望を感じ取ってほしいという願いを込めた。
開催期間は大通会場とすすきの会場が20年2月4―11日、つどーむ会場が1月31日―2月11日。
(北海道建設新聞2019年12月16日付12面より)