北見市立留辺蘂小、JIA道支部建築大賞を受賞

2019年12月25日 14時30分

 日本建築家協会(JIA)北海道支部はJIA北海道建築大賞2019の受賞作品を決めた。大賞の北見市立留辺蘂小をはじめ、一般部門優秀賞、住宅部門優秀賞など8作品が選ばれ、2020年1月16日に表彰式を開く。

 同賞は本道の地域・建築文化の発展に対する意識の高揚を目的とし、16年に続く第2回開催となる。16年8月から19年8月までに道内で竣工した作品が対象。公開投票による1次審査、公開プレゼンによる2次審査を通じて受賞作品を決定した。

大賞の北見市立留辺蘂小

  大賞を受賞した留辺蘂小について飯田善彦審査委員長は「全体を単純で原理的な構造に再構成し、子どもたちの日常空間としての魅力を十分に体現した」と評価した。

 受賞作品は次の通り。(カッコ内は応募作品の設計者)
 ◇大賞▽北見市立留辺蘂小(北海道日建設計=菅原秀見・岩村友恵)
 ◇一般部門優秀賞▽下川町まちおこしセンターコモレビ(エスエーデザインオフィス一級建築士事務所=小倉寛征)
 ◇住宅部門優秀賞▽琴似の街家(アトリエサノ=佐野天彦)
 ◇飯田審査委員長賞▽伊達の家(AAOAA一級建築士事務所=青木弘司)
 ◇小篠審査委員賞▽E OFFICE PROJECT(遠藤建築アトリエ=遠藤謙一良)
 ◇磯審査委員賞▽森の素形(一級建築士事務所GLA=高野現太)
 ◇入賞▽ASH(ヒココニシアーキテクチュア=小西彦仁)▽新得町都市農村施設カリンパニ(北海道科学大工学部建築学科=川人洋志)

(北海道建設新聞2019年12月25日付4面より)


関連キーワード: 建築 設計

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 川崎建設
  • 北海道水替事業協同組合
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,396)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,289)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,258)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,101)
藻岩高敷地に新設校 27年春開校へ
2022年02月21日 (920)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。