JA三井リース建物(東京都中央区銀座8丁目13の1、工藤真樹社長)は、JR札幌駅北口近くの北6条西1丁目にホテルを新築する。客室数は259室。施工業者は道内業者を含む数社に絞り込んで選定中で、5月にも決める。6月に着工し、2022年1月の完成を目指す。
S造、地下1地上14階、延べ7216m²の規模。設計はエーエーアンドサンが担当した。
建設地は札幌市北区北6条西1丁目3の9の敷地903m²で、ホクレン商事(本社・札幌)が所有する。
建物完成後、ワシントンホテル(本社・名古屋)が賃借して運営。同社は近年、ビジネス利用客をターゲットとした「R&Bホテル」を中心に展開する。今回、国内では約22年ぶりに「ワシントンホテルプラザ」を開業させる。
客室タイプはツインなどを多く用意し、国内外の観光客のニーズに応える考えだ。
東側隣接地にはビジネスホテルの東横イン札幌駅北口、西側隣接地に札幌医療リハビリ専門学校があり、JR札幌駅から徒歩2分と交通アクセスが良い。
22年3月の開業を予定。新型コロナウイルスによる影響が広がる中、同社の担当者は「建設や開業のスケジュールなどへの影響は現段階で考えていない」と話している。
(北海道建設新聞2020年03月23日付2面より)