鉄道・運輸機構が進める北海道新幹線の新函館北斗―札幌間の整備で、1日現在のトンネル工事進捗(しんちょく)状況が分かった。発注済み38工区の合計延長は16万4165mで、このうち4万5861mを掘削。未発注工区を含めたトンネル総延長に対する掘削率は27.2%になった。
新函館北斗―札幌間のトンネル総延長は169㌔。発注済み38工区のうち、本坑掘削に着手しているのは24工区で、作業坑掘削中が3工区、掘削準備中が10工区になった。渡島トンネル村山工区は、4月に新函館北斗―札幌間では初めて貫通した。
(北海道建設新聞2010年5月20日付1面から抜粋。本紙に各トンネルの工区別進捗率を掲載しています)