現場休憩所に置き菓子 谷保製菓が提案

2020年06月13日 10時00分

リフレッシュ効果で仕事にゆとり

 菓子類卸業の谷保製菓(本社・帯広)は、建設現場の休憩所に置き菓子を提案している。手軽にスナック菓子などを楽しめるため、リフレッシュ効果で仕事にゆとりが生まれるという。

手軽に食べられる置き菓子

 関東の置き菓子事業をヒントに2009年から帯広市内で開始。10年からは札幌市内に拡大した。「日々の仕事の潤いになれば」との思いを込めて「うるおい菓子BOX」と命名。帯広で350社、札幌で230社が導入している。

 室内にB5サイズのスペースがあれば設置できる。大で44個、小で27個収納可能。2週間に1回、スタッフが商品の補充などをする。

 集金箱に代金を投入して菓子を選ぶ。利用者の70%が男性で、残業が増えて忙しい決算時期には商品が飛ぶように売れるという。

 定番商品から期間限定商品まで取り扱う。スタッフは菓子の減り具合から顧客の好みを熟知。要望があれば特定商品も補充する。設置期間が長くなるほど好みのお菓子が並びやすくなる。

 菓子は一律100円(税込み)。設置・管理費は無料。最低利用期間は2週間。札幌、帯広両市内を対象とする。

 谷保祐司社長は「疲れを癒やし、事故のない現場づくりに役立ててほしい」と話している。

(北海道建設新聞2020年6月11日付3面より)


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