HBC跡地の複合ビル 2棟構成で延べ6万㎡

2021年02月01日 07時00分

 エヌ・ティ・ティ都市開発(東京都千代田区外神田4丁目14の1、辻上広志社長)が北海道放送(HBC)旧社屋跡地で計画する複合ビル開発の概要が判明した。26階建て北棟と7階建て南棟の2棟構成で、延べ約6万m²の規模。秋ごろの着工を目指し、久米設計が設計を進めている。

 北棟は地下2地上26階塔屋1階、最高高さ約117m。地下1から地上2階に店舗、地上1・2階に共用広場を設ける。1階は災害時に一時滞在できるアトリウムを予定。3-16階はオフィスで、17-26階はホテルとする。17階はホテルのラウンジや一般客も利用できるレストラン、19-26階が客室だ。

 南棟は7階建てでオフィス中心のビルとし、地下を北1条通地下歩行空間と接続する。このほか、敷地中央に立体駐車場も設置する見通し。

 HBC旧社屋は札幌市中央区北1条西5丁目2に位置し、熊谷組が解体中だ。一定の条件を満たした場合に容積率の最高限度を1200%に引き上げる地区計画が決定している。

(北海道建設新聞2021年01月29日付2面より)

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