琴似工高3年生2人が機械加工(普通旋盤)2級に合格

2021年04月04日 10時00分

 札幌琴似工高電子機械科の3年生2人が、2020年度後期技能検定の機械加工(普通旋盤)2級に合格した。同校から2級合格者が出るのは初めて。こつこつと練習を続けた成果を本番で十分に発揮し、快挙を成し遂げた。

快挙を成し遂げた紺谷さん(右)と平佐さん

 合格したのは紺谷初音さんと平佐修一さん。電子機械科2クラスで唯一の女性という紺谷さんは、道内の高校生で初となる女性2級合格者。平佐さんは2度目の挑戦で、見事に雪辱を果たした。

 機械加工(普通旋盤)技能検定は、学科と実技の試験で構成。本来は20年度前期に実施予定だったが、新型コロナウイルスの影響で後期に移行した。同校では3級の受験者は多いが、難易度の跳ね上がる2級の受験は少ない。ハードルの高い実技内容に四苦八苦しながら練習にいそしんだ。

 4月から名古屋市の企業で働く紺谷さんは、高校生ものづくりコンテストや東北ポリテックビジョンものづくり競技会などに出場して技術を磨き、検定の受験を決めた。3カ月ほど前から実技の練習を重ねたという。「決められた課題を時間内に仕上げられるよう、土日もどちらかは学校に来て練習した」と振り返った。

 千葉県内の大学に進学する平佐さんは、自転車が好きで、その部品を自身で作れるようになりたいとの思いもあり検定に挑戦。今後について「ものづくりをする人の気持ちを高校で学んだので、これからはものづくりをする人たちのサポートをしていきたい」と目標を語った。

 2人を指導した同科の小田啓雄教諭は「合格を勝ち取れたのは、放課後や休日も学校で実技の練習を重ねた結果」と努力をたたえ、「琴似工高で初となる2級合格者。しかも2人が合格してうれしい」と喜びを表した。

(北海道建設新聞2021年3月29日付18面より)


関連キーワード: 学校 技能

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

法人限定資料請求特典朝食無料キャンペーン(2021年10月1日~2022年3月31日)
  • 川崎建設
  • 北海道水替事業協同組合
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

「アイアンショック」の足音 鋼材高値、リーマン前に...
2021年07月15日 (17,758)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想...
2021年01月13日 (3,590)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (2,595)
東改札口の整備に23億円を試算 道新幹線札幌駅...
2021年10月05日 (2,341)
夕張市が本庁舎改築に苦慮 財政立て直しで議論進まず...
2021年09月27日 (2,116)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓new

おとなの養生訓
第217回は「解除後の宴会」。ワクチン接種と感染症対策をしっかりしましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第13回「段鼻と踏み板の好ましい配色」。色彩の力で階段事故を防ぐのは、難しいことではありません。

連載 KIECEの台頭
ネクスト札幌の
成長地帯[キース]

札幌周辺5市の、近年の成長ぶりと潜在力を検証する。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第12回「マーケティングの観点」競合商品やサービスの研究や、既存との差別化が必要です。