大人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクターがデザインされたマンホール(通称・ポケふた)が15日、函館公園に設置された。
株式会社ポケモン(本社・東京)と道の連携協定による取り組みで、地域活性化などが目的。道内には既に19市町にあり、新たに函館のほか小樽、根室など7市町に設ける。
函館公園は市民の憩いの場であり、子どもたちが多く訪れることから設置を決めた。
マンホールのデザインは町によって異なる。函館のポケふたに選ばれたのは「トゲキッス」。空高く浮遊し、幸せをもたらすという設定で、五稜郭公園をバックに同じくポケモンの「アローラロコン」を羽に乗せ、大空を舞う姿が描かれている。
下水道事業を管轄する函館市企業局の高木博昭経営企画課長は「ポケふたを見てもらい、さらにその下の下水道にも興味を持ってもらえれば」と期待する。
まちに追い風が吹く、とっておきの一手になるか注目だ。(函館)
(北海道建設新聞2021年7月19日付13面より)