22年度に集約化など方向性 湧別町が庁舎検討委を設置へ

2022年02月25日 08時00分

 湧別町は、役場庁舎の集約化などに関する検討委員会を設置し、2022年度から協議を進める方針だ。庁舎整備の財源に活用できる合併推進債は24年度までに実施設計を完了させることが条件となるため、町は22年度には方向性を示したいとしている。

現在の上湧別庁舎(21年12月撮影)

 検討委員会は学識経験者や町民など10人以内で構成する見込み。役場庁舎の集約化や再配置などについて具体的な協議を進めるほか、道内先進地の視察も計画している。

 旧湧別町と旧上湧別町は09年に合併し、新たな湧別町が誕生した。効果的な行財政運営を図るため、庁舎は16年から上湧別庁舎と湧別庁舎の分庁方式となっている。

 上湧別庁舎はRC造、3階、延べ2815m²の規模で1987年に建設。78年に完成した湧別庁舎はRC造、3階一部4階、延べ2787m²の規模で第2庁舎が併設している。

 21年12月の定例町議会で、刈田智之町長は分庁方式を取っている上湧別、湧別両庁舎に関して、早期に本庁方式へ一本化する基本的な考えを示していた。


関連キーワード: オホーツク 庁舎

ヘッドライン

ヘッドライン一覧 全て読むRSS

e-kensinプラス入会のご案内
  • 日本仮設
  • 北海道水替事業協同組合
  • オノデラ

お知らせ

閲覧数ランキング(直近1ヶ月)

おとなの養生訓 第245回 「乳糖不耐症」 原因を...
2023年01月11日 (1,460)
函館―青森間、車で2時間半 津軽海峡トンネル構想
2021年01月13日 (1,291)
アルファコート、北見駅前にホテル新築 「JRイン」...
2024年04月16日 (1,172)
おとなの養生訓 第43回「食事と入浴」 「風呂」が...
2014年04月11日 (1,146)
函館開建が国道5号の常盤川交差部に橋梁新設の可能性...
2024年04月17日 (783)

連載・特集

英語ページスタート

construct-hokkaido

連載 おとなの養生訓

おとなの養生訓
第258回「体温上昇と発熱」。病気による発熱と熱中症のうつ熱の見分けは困難。医師の判断を仰ぎましょう。

連載 本間純子
いつもの暮らし便

本間純子 いつもの暮らし便
第34回「1日2470個のご飯粒」。食品ロスについて考えてみましょう。

連載 行政書士
池田玲菜の見た世界

行政書士池田玲菜の見た世界
第32回「読解力と認知特性」。特性に合った方法で伝えれば、コミュニケーション環境が飛躍的に向上するかもしれません。