建築A等級の単体かJV
札幌市は、市住二十四軒団地新2号棟建設の主体を9日にも成績重視5年型で一般競争公告する。対象は建築A等級の単体か2、3社構成の特定共同体を想定。3月下旬の開札を見込む。2022年第2回定例市議会で承認を得た後、着工する予定だ。
西区二十四軒3条5丁目にある二十四軒団地は、1970―72年に建設。4棟120戸を2棟116戸に再編する計画で、2号棟は現1・2号棟を解体した跡地に新設する。
RC造、5階、延べ4910m²の規模。間取りは3LDK13戸、2LDK29戸、2DK14戸、車いす用の2LDKと1LDKが各2戸とする。工期は23年11月下旬まで。
単体と特定共同体の代表者には、過去5年間の施工成績が平均78点以上、RC造かSRC造で延べ2500m²以上の新築・増改築元請け施工実績を求める。構成員は延べ1250m²以上とする。
1月末公表の発注見通しでは、金額区分を5億円以上と設定している。
このほか、市住東札幌団地1―4号棟外部改修を9日に制限付き一般競争公告する予定だ。週休2日試行工事の対象とする考え。開札は今月下旬、対象は建築A等級の単体か経常共同体を想定する。金額区分は1億円以上2億5000万円未満と設定している。
外壁、バルコニー、屋上、換気口などの耐久性向上を図る外部改修に取り組む。
対象は白石区東札幌1条5丁目に位置する東札幌団地の1―4号棟。いずれもRC造で、1号棟が4階建て、延べ920m²、16戸、2号棟が4階建て、延べ1680m²、24戸、3号棟が3階建て、延べ860m²、12戸、4号棟が4階建て、延べ1710m²、24戸となっている。工期は12月上旬までを見込んでいる。