初弾工は10月に入札
えりも町は7月にも町道高校通り線改良の実施設計を指名競争入札する。3カ月ほどの業務期間で約400mの延長に向けた設計を施す。完了後の10月ごろには初弾工を指名競争入札する見通しだ。
国道336号から分岐し、災害時の福祉避難施設に指定している町立えりも高に向かう路線。現状は市街地からやや離れた地点に接続しているため、市街地住民の避難が遅れる可能性がある。
このため、えりも高から、町スポーツ公園とえりも小プールの間を通り抜けるように延長。町道中学校裏通り線に接続し、市街地からのアクセスを向上させる。
幅員は現道に合わせて車道6.5m、片側歩道2mとする見通し。2025年度までの4カ年で総事業費2億5000万円を投じる。
22年度は事業費4000万円を投じ、設計のほか計画ルート上にある川の流れを変える工事に取り組む。財源には社会資本整備総合交付金を充てる。
本格的な工事は23年度からを予定。急傾斜地を通るルートのため、切り土が多くなると想定している。