苫小牧市は25日、公募型プロポーザルで事業者を募集していた仮称・市民ホール整備運営について、鹿島のグループを優先交渉権者に決定したと発表した。6月の市議会での承認を経て事業に着手する。
構成企業は鹿島、岩倉建設、シアターワークショップ、盛興建設、東洋実業、菱中建設、ヒビノスペーステック、隈研吾建築都市設計事務所、久米設計、景観緑化、ジャクエツ、倉英興業。
市は既存の市民会館に文化会館などを統合し、旭町3丁目5の1に新たな市民ホールを建設する。市としては初めてPFI方式を用いる。
事業者は設計、施工から管理・運営までを担う。供用開始は2026年3月で、46年3月末までを維持管理・運営期間と設定している。
提案したのは2つのグループだった。市は評価内容などをまとめた審査講評を4月下旬に公表する予定だ。