建設改良費4億円
中標津町は2022年度の上水道施設整備建設改良費に4億760万円を確保した。中標津浄水場の配水池耐震化や電気計装設備更新を予定。それぞれ5日に一般競争公告し、5月11日に入札する。
りんどう町18の中標津浄水場(RC造、3階、延べ3203m²)は、1980年12月に完成。計画処理水量は、1日当たり2160m³となっている。高区第1配水池(RC造、1日当たり2160m³)は、19年度の調査で耐震性不足が判明。耐震性を確保するため、壁を400㍉の厚さで整備する。電気計装設備は、老朽化している現場盤や流量計などを更新する。合わせて2億1400万円を充て、長寿命化を図る考え。
水道施設耐震化事業費は2358万4000円を積み上げた。安定した排水環境を維持するため、標津川に架かる水管橋(49・5m)の耐震診断をする。
配水管整備費は1億3432万1000円を確保。北6丁目通と南泉西13条通の1124mを対象に、PP管口径50㍉をHPPE管100㍉に更新する。