規模はRC造、2階、延べ881m²
下川町は、2022年度から着工する下川浄水場の建て替えについて、6月ごろに指名競争入札したい考えだ。2カ年で施工し、22年度は建て替えと送水管の一部整備を施す。
機械・電気設備を一括とした主体と、送水管の2つで発注する計画だ。
新施設の規模はRC造、2階、延べ881m²で、北町311の4に建てる。サンル川を水源とし、不純物の除去機能を高めるため、膜ろ過方式を採用する。
下川浄水場は北町653にあり、新施設建設地近くの中心市街地などに給水している。RC造、2階、延べ597m²で1969年に建設され、供用から50年以上が経過。老朽化が進むほか、近年の異常気象による河川の急激な水質変化にも対応していくため改築が必要となっている。
2カ年で建物と送水管1980mを整備する計画で、22年度は建て替えと送水管840m程度の整備に着手。残り半分の送水管を23年度に整備する方針だ。
21年度は実施設計を日水コンが担当した。送水管路と建設地の現況測量は五大建設コンサルタント、地質調査は大地コンサルタントが受注し、進めている。総事業費は約19億8000万円。町は早期の事業着手に向け準備を進める。