引き堤に伴う補償工事で橋長200m
札幌開建は、江別市内の幌向川に架かる市道幌向川西1号橋の架け換えを計画している。幌向川の引き堤整備に伴う補償工事で、橋長は現橋より50mほど長い約200mとなる見込み。2022年度は道路詳細設計をまとめるほか、地元協議を進める方針だ。
幌向川では、夕張川との合流点から支流の清真布川が合流する付近までの両岸3・9㎞にわたり、旧堤防を40m程度拡幅して河道幅を確保する引き堤事業を進めている。堤防がほぼ完成した現在は、主に構造物の補償工事に取り掛かっている。
同区間の市道橋のうち、西1号橋より下流にある西5号橋は16年度、西3号橋は12年度に架け換えた。
西1号橋は5径間、橋長156・1m、幅員6m(車道5m、路肩各0・5m)の単純鋼合成I桁橋で、1970年に架設。歩道は設けていない。13年度に予備設計を進め、新橋の幅員は現況と同じとなる見込み。地元協議を経て着工する。
幌向川にはこのほか、西5号橋上流部に東1号橋と北斗橋が架かり、北斗橋の架け換えが必要となっている。