ホリカン通初弾、6月公告
北見市は2022年度、街路整備に21年度補正の繰り越し分を含め事業費6億3879万4000円を投入し、ホリカン通、三輪通の整備を推進する。ホリカン通は繰り越し分を含め事業費3億9000万円程度をみていて、初弾工となる道路改良140mを6月ごろに一般競争公告する見通しだ。三輪通は残区間280mの改良舗装などを進め、22年度の完了を目指す。
ホリカン通は市内の三輪小、東相内中の通学路となっているが、歩道が狭く、冬季は堆雪により危険な状況となる。加えて大型車の通行も多く、安全な交通環境確保が必要な状況だ。
このため、西三輪の国道39号から三輪通までの延長460mを対象に、幅員を10.9mから18mに拡幅する計画。総事業費に11億円を試算している。
22年度は延長140m区間で路盤や排水といった改良に取り組むほか、舗装を10月にも指名競争入札する考え。物件調査・補償や用地買収も進める。
また、三輪通改築には事業費2億4100万円を投入する。全体で西10号通から東相内通までの延長720mが対象。このうち、22年度は残区間の道路改良舗装280mなどを予定する。
工事は3件に分けて発注する考えで、残区間280mの改良を5月に一般競争公告する見通し。同区間の舗装は10月ごろに指名競争入札する。21年度に改良済みの橋梁前後区間280mを対象とする舗装は5月に指名競争で入札する見込みだ。