22年度に公募プロポで公告へ
音更町は、桜が丘第2団地の買取型公営住宅整備を計画している。2022年度に第1工区を公募型プロポーザル方式で公告する。時期は未定だが、設計施工一括で募集要項を作成中。第1工区は住宅20戸を新築する計画で23年度の新築を目指す。
買取型公営住宅整備で民間事業者の企画力・技術力を取り入れた住宅を建設。町民生活の向上や官民連携強化を図る。
第1工区は桜が丘2の更地3345m²で、W造の平屋か2階の規模で新築する。内訳は単身、2人世帯向け10戸と2人以上向け10戸を見込む。駐車場は20区画以上整備し、完成後は町が建物を買い取る。入居対象は既存の老朽化した公住で暮らす町民とする。
募集する事業者は、施工者と設計者からなるグループが対象。施工者は町の建築の資格を持つ町内業者で構成する2社以上の共同体、設計者は町の建築設計の資格がある道内業者となる見込みだ。
町は地元業者に受注機会を設けることで、高い経済効果を生むと期待する。また設計施工一括で資材調達、運搬を効率化。事業費の軽減にもつながるとした。
24年度には、西側に隣接する敷地で第1工区と同様に20戸を新築する計画だ。既存の桜が丘町営団地9戸と教職員住宅8戸の計17戸は23年度にも解体する計画だが、具体的な時期などは決まっていない。
町は18―20年度にも柳町団地で買取型公営住宅整備を進めた。