ホリカン通拡幅を推進
北見市は、社会資本整備総合交付金を活用した道路・街路事業の2023年度1次要望に7億5050万円を積み上げている。道路が4億4650万円、街路が3億400万円の内訳。継続事業が中心で、ホリカン通整備に2億7900万円、常呂町基線道路整備に1億530万円などを挙げている。既に道へ提出していて、秋にも本要望を挙げる見通しだ。
道路事業を見ると、常呂自治区の常呂町基線道路整備は全体延長875mを計画し、このうち23年度は397mの改良舗装に取り組む。北見市中央大通沿道地区市街地再開発を見据えた東1丁目道路整備には8450万円を要望。北2条―北3条間の延長60mを対象に、ロードヒーティングを設置する。23年度内の完了を目指す考えだ。
また、青葉通道路整備は1300万円を要望し、西2号線から北東への延長340m区間で測量設計などを進める。小泉北2線道路歩道新設は、延長550mの舗装に700万円を求め、完成させる。
このほか、グレーダーなどの除雪機械更新・増強に1億6660万円、市内一円のロードヒーティング稼働費に7010万円をみている。
街路事業はホリカン通整備のほか、継続の三輪通整備に2500万円を要望している。
ホリカン通は市内西三輪の国道39号から三輪通までの延長460mを対象に、幅員を10.9mから18mに拡幅する。23年度は延長318mの路盤・舗装や物件調査・補償、用地買収を進める。三輪通は残区間の舗装70mや植栽に取り組み、事業完了を予定する。