2023年度1次要望で
ニセコ町は社会資本整備総合交付金を活用した2023年度1次要望で、公住の仮称・新富士見団地新築1棟9戸に事業費ベースで3億6426万7000円を計上している。初弾の2号棟を施工する考えで、W造、2階、延べ720m²の規模を見込む。
町内では人口や世帯数が増加し、既存公住への入居は倍率が高く難しい。新富士見団地は高齢世帯だけでなく、子育て世帯を含めた住戸を提供する。
建設予定地は富士見136の1。敷地面積4647m²に住棟2棟16戸や集会施設を新築する。
2号棟は1LDK7戸と3LDK2戸で構成。1号棟はW造、2階、延べ691m²の規模で1LDK3戸、3LDK4戸の計7戸、集会施設はW造、平屋、延べ200m²の規模とする計画だ。
設計はカミトリュウジ建築設計事務所が担った。
当初は1号棟から施工する計画だったが、集会施設と合わせて整備する必要性などを考慮し、初弾を2号棟に変更した。
このほか、9台分の駐車場整備を予定。事業費として1390万円をみている。
1号棟や集会施設は順調に進めば24年度に着工。単年度か2カ年で施工する。