ススキノラフィラ跡地ビルが「ZEB Ready」達成

2022年07月21日 06時00分

道内最大、全国でも最大規模

 北海道電力は19日、商業施設ススキノラフィラ跡地で建設中の大型複合施設が「ZEB Ready」を達成したと発表した。ZEBプランナーの同社と竹中工務店が協働で取り組み、3月に認証を取得した。道内最大のZEB化事例となる。商業やホテルの入る複合施設としては全国でも最大規模だという。

 高性能断熱材やヒートポンプによる空調システムと熱源機、換気時の熱を回収する全熱交換器などを採用して設計値の1次エネルギー消費量を基準値から51%減らした。北電のZEBコンサルティング実績は同施設で12カ所目となる。

 同計画は東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンが進めていて、S一部RC造、地下2地上18階、延べ5万3378m²の規模。2023年秋に竣工し、商業スペースやシネマコンプレックス、ホテルなどが入る予定だ。

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