5棟20戸に2億円
蘭越町は公住昆布B、C団地5棟20戸の改修を計画している。屋根ふき替えや外壁改修に取り組む方針で、2023年度の着工、25年度の完了を目指す。年度ごとに発注し、初弾はB、C団地各1棟を施工する考えだ。総工費に2億円を想定している。
昆布B団地は昆布町114の2にあり、1995、96年度に完成した2棟で構成。ともにCB造、2階、延べ459m²の規模で、3LDKが4戸ずつ入る。
昆布町24の8の昆布C団地は99年度に完成した。A―C棟の3棟で、1棟当たりの規模と間取りはB団地と同じ。
いずれも屋根を中心に劣化が目立つほか、断熱性能が比較的低い。
これらの課題を踏まえ、屋根をカラー鉄板からガルバリウム鋼板にふき替えるほか、外壁改修で断熱性や耐久性向上を図る。B団地は腐食が進む排水管の更生を図り、単独浄化槽を廃止して下水道に接続する予定。C団地は単独浄化槽から合併浄化槽へ改修する。
工事費は1棟当たり4000万円を見込む。
実施設計を29日に開札。23年2月上旬まで進め、施工内容や工事費など詳細を詰める。