区画整理48ha
渡島総合局農村振興課は、北斗市と七飯町内で進める経営体御上谷地地区で2023年度から本工事に取り掛かる。残事業費に12億4000万円を見込み、区画整理48haを残す。23年度は5haを施工する考え。29年度の事業完了を目指す。
北斗市北東と七飯町南西にまたがる同地区は久根別川流域の平地に広がる。換地や暗渠整備を施し、大型機械導入による営農作業の効率化や用水供給の安定化などを図る。21年度に事業化した。
総事業費14億円を投じ、全体で区画整理48.ha、暗渠、整地に加え、必要に応じて揚水機場の新設も検討している。受益戸数は27戸、受益面積は49haとなっている。
22年度に着工し、工藤建設が初弾工を受注。付帯工として排水路500mなどを23年3月までの工期で進めている。
23年度に予定する区画整理の内訳は整地と暗渠が各5ha。23年3月ごろの一般競争入札、4月以降の着手を想定している。